【こがねい数学塾】小金井市の塾、進学塾

桶狭間の戦いで、織田信長が第一の功とした人物とは?

信長に関する大好きな逸話がございます。

『信長が桶狭間の戦いで、一番の手柄とした人物は、 いったいどのような手柄を立てた人物だったのでしょう?』

子供たちにこの質問を投げかけ考えさせます。

ふつうに考えれば、敵の大将である今川義元の首を取った人が 最高の手柄と思うところですが、やはり信長は違う。

信長が一番に評価した人物とは、「今川義元の居場所を正確に知らせた人」 であったそうなのです。

すごいですね。

私はこの話を知って、信長ってやっぱりすごい人だったんだなって思いました。

今川義元の首を取るというのは『結果』です。

もちろん結果を出すことは大切ですが、 その目的を達成するための情報を信長は一番重んじたということです。

確かに、兵力としては十倍以上の差があったといえますから、 まともに戦をしては勝てません。

しかし、今川義元の居場所が分かり、全軍が義元の首だけを目標に 突撃していけば、勝てると見たのです。

結果を求めることは大切です。

でも、その結果に結びつくためには、どのような条件が必要なのか?

勉強においても同じ。

点数を上げることばかりを意識してもあがらない。

点数を上げるための条件は何か?・・・それを明確にしたいものです。