【こがねい数学塾】小金井市の塾、進学塾

各学年ごとの何度と負担

中学3年の1学期までは数学が得意だったはずなのに・・・。

中学3年の夏休み以降・・・一気に数学が崩れる。

点数を稼げるはずだった数学が、受験前には不安定で怖い存在に。

どうしてそうなるのか?

学年があがるにつれて、分量と難度も上がる

現行の中学数学の教育カリキュラムを見ると、中学1年で学ぶ内容は薄く、さほど難しいと思えません。 中学2年は少しですが、レベルが上がり分量が増えます。 連立方程式、1次関数あたりから、難しく感じるかもしれませんが、まだ難問は少ないといってもいいでしょう。 そして、中学3年の2学期から徐々に、それまでに習ってきた分野が絡んでくる複合問題が増え、 難易度も一気に上がります。

中学2年で習う1次関数も、2次関数を学んだあと、平面図形の問題が関係してくると、 かなり難しくなります。つまり、3年生の夏を境に明暗が分かれるのです。

もう少し中学1年・2年に前倒しでやってもいいことがあると思うのですが、 私個人の推測では、早々と数学の脱落者を生まないためにも、 中学1年・2年の数学の負担を軽くしてあるのではと考えました。

定期テストで高得点が取れているからという油断

中学1年、2年の中間テスト・期末テストで、そこそこ点数が取れて満足している生徒も多いかもしれません。

公立校のテストだと、取れちゃうんですよ。

しかし、本当に数学の実力があるかは、定期テストだけでは測ることは難しいと思います。 中学1年、2年のテストの点数を過信せず、余裕があるうちに身につけておきたい数学力というものがあります。 中学1年、2年のときは、数学の点数が高かったので、塾は別にいいや・・・。 中学3年生になって、だんだん落ちてきたので、やばくなって塾に行く。手遅れです。

数学の基礎力とは、時間をかけて練り上げる力です。 筋力トレーニングしても筋肉がいきなり太くならないように、少しずつ成長するものです。 それを育むことなく、定期テストの点数に満足していると、後々、苦しいことになるでしょう。

私は、定期テストで「80点」とって喜んでいる生徒にも、力のない生徒には「君、数学の実力はついてないよ!」とはっきり言うようにしております。 ただ、難しいのは、それが伝わるかどうか。 80点以上となると、取った本人の中で、ある程度の満足感があるようで、私のアドバイスを真剣に受け止めない子もいます。 これは、性格・能力の問題ですので、人に依ります。

こがねい数学塾で出す問題は、学校の授業で出される問題よりも難しい問題が多いです。 学校の授業や定期テストより難しい問題に挑戦し、解けない自分の姿があったとき、 素直に現時点での自分の実力を認め、これからどんな力を養成していったらいいかを感じて取れる子は伸びます。

数学におけるある一定水準の思考力が育てば、どんなタイプの試験においても失敗することは少ないでしょう。 指導者の立場からいえば、「安心して見てられる子」といえます。 対して、テストのタイプや難度によって、ころころ点数がアップダウンする生徒は安心できません。 安定した実力をつけるためには、早々に準備をする必要があります。