【こがねい数学塾】小金井市の塾、進学塾

【基本】文章題(中学1年)

(1)30個のアメを兄と弟で分けたところ、もらったアメの個数は弟のほうが兄よりも6個多くなった。兄のもらったアメは何個か。

(2)ある数$x$の8倍と6の和は、$x$の10倍に等しい。このような$x$の値を求めなさい。

(3)重さが500gのケースに、1個300gの品物を何個か入れたところ、全体の重さは2600gとなった。品物を何個入れたか求めなさい。

【解説】

まずは、未知数$x$を自分で定義する。その際、単位を付けることを忘れないこと! 基本的には、問題で問われているものを未知数$x$とすればよいが、それ以外のものを$x$としたほうが楽に解ける問題もある。 何を未知数とすればよいかは、たくさんの問題演習を通して、センスを身につけること。

【解答】

(1)兄のもらったアメを$x$個とする。「弟のほうが兄よりも6個多くなった」とあるから、弟のもらったアメの個数を$x$を使って表すと、$x+6$となる。 2人のもらったアメの個数の合計が30個なので、次のように式が立てられる。

$x+x+6=30$

これを解く。

$x+x+6=30$ → $2x=30-6$ → $2x=24$ ∴ $x=12$(個) ・・・(答)


(2)「ある数$x$の8倍と6の和」を数式に翻訳する。 → $8x+6$

「$x$の10倍」を数式に翻訳する。 → $10x$

この2つが等しいということだから、$8x+6=10x$。

これを解く。$8x+6=10x$ → $8x-10x=-6$ → $-2x=-6$ ∴ $x=3$ ・・・(答)


(3)品物を$x$個とする。「重さが500gのケースに、1個300gの品物を$x$個か入れた」ときのすべての重さは、$300x+500$(g)と表せる。これが2600gということだから、 $300x+500=2600$と式を作ることができる。

これを解く。$300x=2600-500$ → $300x=2100$ ∴ $x=7$(個) ・・・(答)