【基本】文章題(中学1年)
(1)何人かの生徒に鉛筆を配る。1人に4本ずつ配ると20本余り、1人に7本ずつ配るには4本足りない。 このとき、生徒の人数と鉛筆の本数をそれぞれ求めなさい。
(2)同じ値段のボールペンを20本買おうとしたところ、持っているお金では400円足りなかったので、 15本買おうとしたが、それでも50円足りなかった。このとき、ボールペン1本の値段を求めなさい。
解答
(1)生徒の人数をx人とする。この生徒の人数x人を使って、鉛筆の本数を表現する。
「1人に4本ずつ配ると20本余る」ということから、鉛筆の本数は、4x(本)よりも、さらに20本多い。よって、4x+20(本)・・・①と表すことができる。
「1人に7本ずつ配るには4本足りない」ということから、鉛筆の本数は、7x(本)よりも4本少ないといえる。よって、7x−4(本)・・・②と表すことができる。
①式と②式は、どちらも鉛筆の本数を表現したものだから等しい。
よって、4x+20=7x−4。これを解く。
4x+20=7x−4 → −3x=−24 ∴ 生徒の人数:x=8(人) ・・・(答)
①式または②式にx=8を代入して、鉛筆の本数は52(本) ・・・(答)
(2)ボールペン1本の値段をx(円)とする。これを使って、持っているお金に関して式を作る。 「20本買おうとしたところ、持っているお金では400円足りなかった」ということから、 持っているお金は、20x−400(円)・・・①と表現できる。
「15本買おうとしたが、それでも50円足りなかった」ということから、 持っているお金は、15x−50(円)・・・②と表現できる。
①式と②式は、持っているお金に関して表現したものだから等しい。
よって、20x−400=15x−50。これを解く。
20x−400=15x−50 → 5x=350 ∴ x=70(円) ・・・(答)